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【30代以降の方必見】筋トレの必要性について考察してみた!

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今回は筋トレの必要性について、科学的な視点から考察していきたいと思います。
特に私と同じ世代(30代)やそれ以降の世代の方は必見ですよ!
今回の記事作成にあたり「筋トレと栄養の科学」という本のレビューも一部兼ねてお伝えしていきます!

筋トレの必要性について考察してみた!

 

筋トレブーム到来!

今、日本は空前の筋トレ・フィットネスブームが到来しています。ブームのきっかけとしては、やはり高まる健康志向がありますよね。
「いつまで健康でいたい」という人間本来の欲が如実に強まってきたのだと思います。
そして、もう一つ若い世代を中心に大きなブームのきっかけになっているのが、近年人気を博しているYouTubeの存在が挙げられます。YouTubeはここ数年で一気に利用者(視聴者)が増えたことで、それに比例しYouTuber(動画配信者)の数も拡大し、世はまさに「YouTube戦国時代」と化しています。そのYouTubeにおいて近年、筋トレ系ジャンルを扱うYouTuberの数も非常に増えてきているのですが、人口が増えたことでYouTuber側にも質の高い動画配信力が求められるようになり、その結果、視聴者は有料レベルの有益な情報をどこでも気軽に視聴できるようになったことが筋トレ・フィットネスブームを加速させたのではないかと個人的に考えています。

一昔前までは筋トレについて知識を得る機会といったら、関連書籍を買って読むか、ジムでトレーナーや経験者に教えてもらうかの2択だったと思います。自分も筋トレに励んでいた十数年前は公共のトレーニングジムで、経験豊富なおじさんに筋トレのやり方についてよく教えてもらいました(あの頃の体に戻りたいです・・・)

その他にもフィットネスジムが次々とオープンするなどハード面の充実もブームの要因になっていると思いますが、何にせよ筋トレを始めてみようという方には今、ベストなタイミングなのかもしれませんね!
※直近の新型コロナウィルスの影響は抜きとして考えております。。

30代以降の筋トレの必要性について!

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そんな筋トレですが、今回はずばり「筋トレ」の必要性を科学的な視点から「筋トレと栄養の科学」という本のレビューを交え考察していきたいと思います!個人的にも今、ブログ内で1ヶ月間アブローラーを使用した腹筋改造計画に取り組んでおりますが、何故そのような行動に至ったのかいうと、一つは30代半ばに差し掛かりブヨブヨとしたお腹が目立つようになってきた事、もう一つが今回ご案内している「筋トレと栄養の科学」という本を読んで、「これはマズい」と気付かされたことが大きな理由になります。

まず、この本では「30代以降は年0.7%ずつ筋力が衰える」という衝撃的な内容からスタートしていきます。衰え方には個人差もあるようですが、一般的には30歳から50歳までの間で年0.5%~0.7%の割合で筋肉は減少するとされています。そして、50歳からは筋肉の衰えに拍車がかかり、50歳から80歳までの間では年1.0~2.0%の割合で筋肉は減少するとのこと。その結果、20歳のときの筋肉量を100とすると、50歳では80、80歳では50まで減少することになります。つまり、80歳になると、20歳の半分の筋肉しか残っていないことになるそうです。

また、中年太りの最大の原因は「筋肉の減少にある」とされています。
分かりやすく例えると、筋肉はアイドリングしているエンジンのようなもので、車が動いていないときでもアイドリングしているエンジンがガソリンを消費していますが、それと同様に、運動していない筋肉も体内でエネルギー源を消費してくれているそうです。つまり、体内のエネルギー源をしっかりと消費するためには、それ相当分の筋肉量が求められてくる訳ですが、先にお伝えしたように人間は何もしないと加齢で徐々に筋肉量が減ってしまいます。筋肉量の減少と比例してエネルギー消費量も減少しますので、仮に若い頃と同じ食事量や高カロリー成分を摂ってしまっていると、体内で消費できなかったエネルギー(カロリー)が体内に蓄積し、そのことが太る原因になっていたのです。

つまり、中年太りは筋肉量の減少が大きく影響していたのです。

筋肉が減る→運動しなくなる→太ってしまう→さらに運動しなくなる→さらに太ってしまう。中年以降はこの悪循環で雪だるま式に太り続けることになります。

これで少し筋肉の重要性がお分かりいただけたのではないかと思います。まずは筋トレで筋肉量を増やし、消費カロリーを高めることが重要ということですね!

健康寿命とは何か!?

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日本は世界有数の長寿国となっておりますが、現在では平均寿命と健康寿命の差が問題になっているという現実をご存じですか?

健康寿命とは「日常的に介護が必要なく、自立した生活が送れる寿命」のことです。
日本の健康寿命は、平均寿命より男性で約9年、女性で約12年短く、その間は自立した生活が著しく低下した状態となり、不自由な生活を強いられているのが現状です。そこで、この健康寿命を平均寿命に近づけることが超高齢化社会の日本にとって非常に重要になってくるわけですが、この差を縮める予防のひとつに「ロコモ予防」が挙げられています。ロコモとはロコモティブ・シンドロームの通称で、「自由に立つ」「歩く」といった自立した生活を送るための基盤となる機能(運動機能)が低下した状態を指しており、この機能を正常に保つことをロコモ予防と呼んでいます。

下記サイトではロコモのことや、自宅で出来るロコモテストのやり方も紹介されていますので参考にしてみて下さいね。

 

locomo-joa.jp

 

ちなみに要介護・要支援状態になる原因の第1位が運動機能障害となっており、全体の23%に上っております。つまり運動機能障害=ロコモの影響により、4人に1人が健康寿命を短くしているのです。
いかに日常の運動や筋トレが健康寿命を長くするうえで大切な事か、お分かりいただけたのではないでしょうか。

 

でも、これって若い人には関係ないですよね?

 

いえ、そんなことはありません!ロコモや健康寿命は高齢者だけの問題ではなく若い世代でも意識する必要があります。特に40歳以上の世代では男女の5人に4人はロコモ、もしくはその予備軍であると考えられていますので注意が必要ですよ!
 

筋トレに早いも遅いもない!?

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英会話・資格習得・WEBスキルなど、若いときの方が上達しやすいといわれるものは色々とありますよね。中には年を取ってから「語学を習得した」「プログラミングを学んだ」「○○の資格試験に合格した」などの成功体験を持たれている方もいらっしゃると思いますが、その成功の裏には相当な努力があると思います。そのため多くの人はある年齢以上になると、「今さら出来る訳がない・・・」という固定概念が働き、チャレンジすることを諦めているのが現実ではないでしょうか。
しかし、筋トレは何歳から始めても、正しいフォームで筋肉にしっかりと負荷をかけていければ、若いときよりもペースは遅くなりますが、確実に筋肉は成長していくと言われています。このことは高齢者にも言えることで、筋トレは80歳、90歳でも、筋肉を大きくする効果があることも証明されています。
つまり、筋トレを始めるのに、遅すぎることはないのです。
しかし、高齢者は関節や骨などの老化が進んでいる場合もあることから、いきなり筋トレをすると障害が生じる恐れもありますので、始める前には必ず医師や専門家に相談してから行った方がよいですね。

ちなみに女優の故・森光子さんは生前、毎日150回近くのスクワットをこなすなど、健康維持や体力維持を心がけられていたとのことです。

まとめ

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科学的な視点から筋トレの必要性をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した内容は「筋トレと栄養の科学」という本の冒頭に述べられておりますが、私も読んで率直に危機感を感じました。やはり、生きていく上で出来る限り人の手助けを借りずに生活していきたいものです。これは誰しもが望むことですよね?

これまで筋トレの必要性について、ビジュアル面や精神面の効果を挙げられている話はよく目にしていましたが、科学的な視点から必要性についてアプローチされている内容に触れたことがなかっただけに非常に新鮮なものでした。

今回触れた内容は「筋トレと栄養の科学」の冒頭の数ページに記載されている内容を私なりにまとめたものになりますが、本書ではこれ以降に実際のトレーニングのやり方や考え方、栄養面など初心者でも分かりやすい内容でまとめられております。
是非、興味がある方はチェックして見るとよいかもしれません。

人それぞれ筋トレを行う目的は異なると思いますが、将来の良好な健康や体を見据えた上でも今の努力は必ずプラスに返ってくると思いますので、共に頑張っていきましょう!!

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

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