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マラソン大会参戦記 <川内杯栗橋関所マラソン>

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どうも、てつパパです!!
久しぶりの更新になる当ブログですが、一応有料版ブログを立ち上げているということもあり頑張って記事を書いております。

今回は2020年5月からランニングを始めた私が、ひとつの節目として参加した昨年末のマラソン大会について、大会前・大会当日・大会後それぞれの心境についてお伝えしていければと思います。

 

大会前の様子

今回参加した大会は、2020年12月27日(日)に開催された川内杯栗橋関所マラソン大会です。公務員ランナーとして数々の大会で好成績を収められ、2019年よりプロランナーに転向された川内優輝さんの弟、鴻輝さんが大会総合ディレクターを務められている大会。コースは利根川に沿った管理用道路を往復する10㎞コースとなり、昨年も好記録が生まれた走りやすいコースとなっています。

さて、大会前の心境ですが、一つ悩んでいたことがありました。
それは、当日のペース配分です。今大会は新型コロナウィルス感染対策の一環からスタートは一斉スタートではなく、ウェーブスタートという形式で行われました。ウェーブスタートについては下記図の通りです。さらに、目標ゴールタイムに合わせてペースメーカーが付いてくれるんですね。何となくランナー感が出てきます(笑)ちなみにペースメーカーとは、付いていけさえすれば、目標タイムでゴールできるようリードしてくれるマラソンにとって、とてもありがたい存在の方を指します。

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ペース配分について何を悩んでいたのかというと、1㎞を4分で走るグループor1㎞を4分15秒で走るグループ、どちらに付いていくかです。練習で走った感覚は、1㎞を4分15秒ペースであれば心身共に余裕を残して走れそう。しかし、1㎞を4分ペースでは今の自分にとって7割近くの力を要する感じで何㎞持つか読めない、言わばチャレンジングなペース配分です。

・つべこべ考えず、ガンガンいこうぜ!

・ゆっくり入って上げていけばいいんじゃない?

・普通にいこうよ。普通が一番!


上記、3択が頭の中をぐるぐると巡り混乱させます。
優柔不断な自分は迷走し続け、結果、当日の朝まで悩みました(笑)


最初の1㎞は4分15秒ペースで身体を慣らし、
2㎞以降集団から抜け出しあげていく作戦


悩んだ末に編み出したこの作戦の運命やいかに!?

 

大会当日の様子

いよいよ大会当日。
朝食については、事前にYouTubeやGoogle先生から情報を調べる中で、以下のものを用意し食べました。


・バナナ1本
・草餅1個(粒あん)
・カステラ1個


カロリーを摂取しつつ、お腹に溜まらないものを意識した内容です。
また、当日は息子と実母が応援に来てくれることになっていました。息子については、パパの頑張る姿を見てもらい何か感じて貰えればなぁ~なんて想いからです。実母については、年末という季節柄(寒そう)を考慮すると、「2歳のお転婆娘はお留守番=ママもお留守番」という方程式が成り立ち、であれば近くに住んでいる実母に息子の付き添いをお願いすることにした訳です。実母も行きたいとのことなので。

がしかし、当日になって息子が「いきたくない」の一点張り。無理矢理連れていくものでもないので、仕方なく実母と二人で行くことに。35歳にもなって母同伴とは…。端から見たら完全に「親離れできない子&子離れ出来ない親」の構図です。恥ずかしい。


そんなこんなで、会場に到着してまず感じたこと。


「なんか、みんな、はやそう・・・」


これって大会あるあるですよね!?何か自分だけが超絶素人感出てるみたいな。完全に会場の雰囲気に飲み込まれそうです。しかし、私も8ヶ月、自分なりに努力を積み重ねてきました。とりあえず事前に決めていた、会場到着後の"やることリスト"を黙々とこなし気持ちを落ち着かせることに。やることリストは下記の通り。


・アミノバイタルゼリー摂取
・入念な準備体操
・1㎞のアップラン

ちなみに、今回は男子の部ゲストランナーとして、東京オリンピック女子5,000メートルに内定している田中希実選手も参加されていました。小柄でとてもチャーミングな方です!オリンピックランナーと一緒に走れるって凄いことですよね!!

今大会は新型コロナウィルス感染対策に配慮したレースとして、私の感じた限り以下のポイントが挙げられます。

・入場前にサーモグラフィよる検温
・健康調査表の提出
・トイレに数名のスタッフ配置&誘導
 →利用前にスタッフからの消毒
・スタートまでマスク着用
・男女別スタート(密回避)
 →女子は9:00~、男子は11:00~
・ウェーブスタート(密回避)

以上のように、しっかりとした感染対策を図られているので安心してレースに臨むことができました。

しっかりとやることリストも遂行し、余裕を持ってトイレも済ませ、実母に「頑張ってくる」と伝え、いよいよスタートの時間です。ドキドキ。


1㎞4分15秒の集団に入り、スタート地点に立ちました。
号砲までの僅かな時間も無駄にしません。入念にストレッチし、これから始まる10㎞の戦いに向けて身体を奮い立たせます。頑張れ、我が足。また、しっかりペースメーカーの脇を陣取ることに成功。「よろしくお願いします」と心の中で伝えました。そして、市長の号砲の合図で我が集団のスタートです。バン。始まりました!!


スタート後に感じたこと。

「えっ、遅くない!?」


別に調子に乗っている訳ではなく、スタート後に感じた率直な感想です。身体がフワフワしていて、別人のように足が軽いんです。大会本番ということもありアドレナリンが放出されている事に加え、集団で走る勢いがプラスに働いたのかもしれません。練習は常に「ぼっち練」なので(笑)

そんななか、ペースメーカーの方は優しく、

「順調にペース刻んでますよ!」

と周りの方に声かけされています。神様のような存在ですね。
そして、1㎞通過。タイムは…

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1㎞、4分13秒。ナイスペースです。さすがのペースメイキングです!
そして、ペースメーカーの方に「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを心の中でお伝えし、ここから一気に集団を抜け出し、ペースを上げていきます。いくぞ!!

以降、中間5㎞までのタイムがこちら。

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考えとしては2㎞以降、1㎞4分ペースで上げていきたいと考えていたので、ナイスペースです。2㎞以降は完全に単独走になりましたが、一人また一人と追い抜いていく感覚が何とも言えません。「いけーいけー」と自分にいい聞かせながら鼓舞していました。

そして、5㎞折り返し地点の手前に給水ポイントを発見。喉の渇きはそこまでなかったのですが、後半に向け気分転換の意味合いで立ち寄ることに。がしかし、手に取った時点でカップの半分以上の水が溢れ落ち、残りを口に運ぼうとした瞬間、全ての水が胸元にかかり、結果、ほぼ飲めず。服はビチョビチョに。給水の難しさを痛感しました。

5㎞の折り返しを通過し、いよいよ後半戦。5㎞以降のタイムがこちら。

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自分ではあまり実感なかったのですが、6㎞以降、見事にタイムが落ちています。ペースが落ちている感覚はないのに何故!?手元の時計でも随時、1㎞毎のラップは確認していたので、7㎞以降のタイムの落ち込みには正直焦りました。気持ちは舞い上がっているので実感としてないだけで、身体は少しずつ悲鳴を上げていたのだと思います。それでも何とか自分を奮い立たせ、1秒でも早く足を前に運ぶことだけを考えて激走。

そして、9㎞地点を通過しゴールラインを確認できる地点まで戻ってきたときに、最後の戦いが。皆、ひとつでも順位を上げたいので一気にペースアップ。自分も最後の力を振り絞り必死の形相で駆け抜けました。

ゴ~ル!!!記録は・・・

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大会後の様子

初レースの結果はこれまでの10㎞の自己ベストを2分以上縮める上出来の結果に終わりました(欲を言うなら40分代を出したかったですが)

レースを終えて感じたことは、本番では集団で走る特性を生かした方が良いかもしれないということです。厳しくなっても集団でいれば自然と引っ張って貰えるのかなぁって。これは7㎞以降で2~3名の方の後ろに付いて走った時に実感しました。キツいけど得られる安心感みたいな感じ(笑)今回のレースは2㎞以降、ほぼ単独走になってしまったので、次回大会に出場する機会があれば集団で走ってみたいと思います。

また、大会はやはり素晴らしいということ。本当に気持ちよかったです。昨年はコロナ影響により多くのマラソン大会が中止となり、目的を見失ったランナーの方々も多いはずです。今年も引き続き、大会主催者としては難しい判断が続くと思いますが、体操の内村航平選手がおっしゃられたように「できない」ではなく、「どうやったらできるのか」を皆が真剣に考えていく必要があると感じます。今年はオリンピックイヤー。昨年の経験を踏まえ、各種大会、イベントが実施される事を願うばかりです。

話を戻しますが今大会はランニングを始めて8ヶ月の節目として参加した大会。ランニングを始めた当初は3㎞ですら精一杯な自分でしたが、少しずつ走りを積み重ねた結果が今回の記録に結びつきました。ちなみにランニング開始1ヶ月後に初めて10㎞を走れた時との差が以前にTwitterで挙げましたが下記の通りです。

この16分という時間は日常では大した時間に感じませんが、自分にとっては努力を積み重ねてきた結果、生み出すことができた貴重な時間ですね。

今回は10㎞大会に出場しましたが、今年はハーフ、フルマラソンと機会があれば挑戦していきたいと思います。まだまだ35歳、やったります!!


最後に、コロナ渦のなか大会を開催して頂いた関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

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